1日のうちに判断なんてそんなに求められてないよ。
人は無意識のうちに、判断を「させられている」んだよ。それが積み重なって疲れの原因となっている可能性があるね。
人は一日当たり、数千回の判断をしていると言われています。
これらの判断は、日常生活の様々な場面で行われるもので、意識的なものもあれば、無意識的なものもあります。
つまり、無意識的に判断「させられている」ことが多く、それが人を疲れさせている原因の一つとなっています。
この記事で学べること
✔ 「判断疲れ」について
✔ 「判断」を減らす方法3選
✔ 「判断疲れ」を軽減する方法3選
判断疲れとは
冒頭に記したとおり、人は1日に何千回と判断をしています。
例えば、
何を着るか、
何を食べるか、
今、目覚ましで起きるかどうか!!!
これらもすべて判断の結果、行動しています。
また、仕事や学業においても、意思決定が求められることが多いですね。
プロジェクトの優先順位を決める、チームの役割分担を決めるなど重要な判断はかなりの労力を費やします。
判断にはエネルギーが必要です。今の日本はヒトやモノに溢れ、選択肢が多いがゆえに小さな判断から大きな判断まで、とても数多くの判断を余儀なくされています。
このように、細かくて小さな判断から重要で大きな判断まで、1日に何千回もしていたら、そりゃ判断疲れもしますよね・・・判断疲れを無くすには、どうしたらいいでしょうか!
判断疲れをなくすには
判断疲れを無くすには、判断の回数そのものを減らすか、判断疲れを直接軽減する工夫をするか、が考えられます。
判断を減らす
この方法は、Appleの創業者であるスティーブ・ジョブズなども実践していたことで有名です。
彼は重要な判断の際に、良いパフォーマンスが出せるように、同じデザインの服を複数揃え、「今日は何を着よう」という判断を排除していました。
これは一例ですが、判断を減らすには他にも方法があります。
習慣化する
スティーブ・ジョブズの例のように、同じものを揃えたり、同じメニューにしたりすることで、判断を排除することです。
ちなみに、筋トレが続く人は「習慣化」できている場合が多いのです。
「とにかく何も考えずにジムに行く」、「とにかくトレーニングウェアを着る」といったことを続けることで、「ジムに行こうか・行かないか」という判断を自然と排除しています。
最適な選択を事前に決定する
あらかじめ判断しなければいけないことは、事前に決定しておくことで、判断するタイミングを分散化し、結果的に判断する回数を減らすことができます。
例えば、週末の予定や旅行プランを計画しておくと、当日に判断をする回数を減らすことができますよね!
上手にパクる
うまくいっている人やうまくいった経験を真似することも判断を減らす上手なテクニックだと言えます。
ただし、他人をパクる場合、パクり方や時と場合によっては色々と問題が出てしまう可能性があるので。注意が必要です!
判断疲れを軽減する
一方で、判断疲れを直接軽減する方法もあります。
タイムマネジメント
意思決定の多い時期や時間帯を事前に把握できる場合は、分散させるようにマネジメントします。
情報のフィルタリング
情報が多いと、判断により多くのエネルギーを必要とします。
情報を整理し、必要な情報だけにフォーカス。信頼性のある情報源を選び、不要な情報をフィルタリングしましょう!
糖を摂取する
判断するエネルギーは脳に送る必要があります。
脳のエネルギー補充、疲労回復には糖分が有効です。
手ごろなものだと、バナナがエネルギー効率がよく、摂取後にエネルギーとなる速度も30分程度と早いです。
また、「ブドウ糖」そのものが販売されていますので、これを摂取するのもおすすめです!